The BLACK DIAMONDS

散歩に特化したブログになりつつある

散歩11 やっぱりカレーの市民

散歩11 やっぱりカレーの市民

2019年3月19日

熱しやすく冷めやすい、ショートタイムなイバルです。おじさんです。変態紳士です。今回は、日暮里から上野までの散歩です。ほとんど寄り道していません。ツーリストではなく、Passerです。Passengerは乗客です。

ご休憩 ©Ibaru

日暮里駅スタートですが、シャッター押したくなるものがありませんでした。鶯谷の東口は都内有数のラブホテル街です。新宿歌舞伎町、渋谷円山町も知られてます。北千住の駅前には2つあります。駅にはパチスロとラブホテルがつきものです。ラブホテルの快適さは、料金と正比例しています。ショートタイムって、以前は「ご休憩」って言ってませんでしたっけ? 「誰も休憩してねえよ!」ってやつですね。

種・天国・民家 ©Ibaru

土建屋さんの屋号がどこに行っても同じように、ラブホテルの名前も似たり寄ったりです。ホテル・種、ホテル・天国、そして民家。とらわれやすいADHDなイバルがここに住んだら、おかしくなりそうです。セックスは日常生活だけど、他人のものとなると、ちょっと遠ざけたい心理。これって何なのかな。

鶯谷 ©Ibaru

新旧入り乱れてます。外観がきれいっぽいところも、基礎になる建物は古めかしくて、上っ張りだけ張り付けているみたいです。ホテル清掃の求人にありつきたい人は、現地に行けばビラはってあるので、体験報告お願いします。

石の鳥居 ©Ibaru

周囲はラブホが林立してスキマがありません。ラブホテルの内部では、他人には決して見せられない、聞かせられない秘密のできごとが起きていて、そんな中に神様がいるのって、んー、神妙です。だいたいどこの歓楽街にいっても、周辺が栄える前から建っていた寺社がぽつりと存在してて、ギャップがひどい。

元三島神社 ©Ibaru

街が浄化されて、グラフィティを見る機会が減った。存在をアピールするためとか、目印に使うためとか、起源はいろいろあんだろうけど、好き勝手に何かを描く行為自体が気持ちよくて、楽しいからじゃないかな。公共の、禁止されている(と思われる)空間に、法や道徳を破ってペイントするのが心地よいのかも知れない。子どもの遊びなんでしょうか。そこそこ練習しておかないと、スプレーとかペンキで、一瞬で、一発で描くのってすごく難しい。絵を描く紙やキャンバスなどの下地素材のことを「基底材」って言うんだけど、あらかじめ素材の特性を知っていないと、思ったように描けなくて、筆が止まる。まあ、そういうのと、公共空間にでたらめに何でも描いていいのかってのは永遠に平行線をたどる問題ではある。ジャン・ミシェル・バスキアを知っておいて損はないと思われる。奈良や京都の寺院に落書きが見つかると大問題になるけど、それは、平凡な街並みでも、その場所を愛して日常にしている人もいるので基本的に同じこと。お互いさまってことで仲良くしよう。

マネキン ©Ibaru

映画『マネキン』はなかなかシュールな作品だったと思う。Amazon Prime VideoやNetflixでは見られないので、TSUTAYAに行って借りよう。ジェームズ・スペイダーといえば『嘘とセックスとビデオテープ』。いま検索したら、加齢による生体の現象に驚いてしまった… もとい、このマネキンを晒してある店舗が何を扱っている会社なのか、外見ではまったく分からなかった。日本的には酷く雑で、とにかく「裸体・下着」のイメージが際立っていて、照明もないし、背景がさみしくて、掴みどころがない。マネキンの体型って標準的な日本人に見えない場合が多いよね。「しまむら」とか、「ユニクロ」のチラシのモデルも外国人だし。ユニクロのクロはブラック企業のクロって言う説。

マネキソ ©Ibaru

こっちは、10年以上前にベルリンだかハンブルクあたりで撮った写真。当時はまだ、画像って言うよりは、写真だった。それは置いといて、こっちも雑。ZARAとかH&Mも大差なかった。デパートは照明が暗いし、割と何でも放置気味。ベルリンの当時の人口は300万人くらいで、東京23区より広い。ちょっと離れるとあっというまに郊外。Sバーンで数十分でポーランド国境。そもそもベルリン自体がなんだか郊外だで、。東西統一の頃は栄光があったよなーって日系ドイツ人の若者がぼやいてた。日常会話で栄光って珍しいのでよく憶えてる。

鶯谷駅 ©Ibaru
東京国立博物館 ©Ibaru

ブルーシートに興味がある人は、坂口恭平『0円ハウス』を買うといいよ。地域ごとに特色があって、この写真みたいに荷物を隠す程度のものもあれば、大阪の天王寺などは、路面の傾斜を考慮した基礎があり、アルミのサッシが設置されていたり、文化的水準が異なる。それぞれのエリアで飯のタネが違うし、入手できる建材も違う。周辺の環境や生活様式が違うので、住む家も違う。日本語ではホームレスだけど、家あるじゃん、ってツッコミは納得する。暑いし、寒いし、DQNに狩られるし、タフネスがないと生き延びられない。

旅行鞄 ©Ibaru

こっちは箱もの。小物とかビニール袋が散らかってて、何かの途中のような生活感がある。キャリーバッグが廃棄される理由ってよく分からない。なんで捨てるんですか?

カハク ©Ibar

少し進んで国立科学博物館。巨大なシロナガスクジラの銅像がある。海の中でこんなのに遭遇したら、見ただけで死ねるレベル。最近、小魚の群れを海面に向かって捕食するニタリクジラに飲まれた人の記事を読んで、底知れない恐怖を感じた。一部のネイチャー系の白人はぶっ飛んでる事が多くて、その人も例外ではなく「いや~まいったね~」程度の感想だった。驚けよ。日本だったら周りが必死になって引き留めるようなことを、ヤツらは平然とやってのけるイメージなんだけど、違う? 過酷なレースとか、無謀なツアーとか、しかもそういうのが動画になったりスポンサーがついてイベント化して産業になったりしていて、日本とはFUNの追求の仕方が根本的に異なる。日本で有名なYoutuberがやっている「~してみた」って、アメリカの地味な地方に住んでるDQNが始めたことを再編集した感じだよね。

台車 ©Ibar

倉庫とか物流でおなじみの台車。きっちりクリスト状態になっている。梱包が丁寧で、雨水が侵入しないように畳まれているし、防犯意識が高いのか、ロープと自転車のチューブで縛ってある。しかも台車に乗せてあるので、定期的な摘発の際にはするすると移動できる。

国立西洋近代美術館 ©Ibaru

建物自体が世界遺産な美術館。こんなコンクリートに!?って人もいるよね。そもそも美術とか建築の価値って、その歴史の文脈の中で語られるものだから、教養がない人には意味不明。前庭にも館内にもロダンが設置してあって、先日取り上げた『カレーの市民』は、建物に向かって左側に設置してある。

建築模型1 ©Ibaru
建築模型2 ©Ibaru

ル・コルビジェ展。障害者手帳の提示でフリーパス。散歩の一環ですんなり入って出る。コルビュジェは戦前戦後の人なんだけど、日本の家屋が木造で、いまだ前近代的だった時代に、多層のマンション群を構想していて、時代の感覚が狂ってしまてヤバイ。宇宙がヤバイ。

北千住駅構内 ©Ibaru

北千住駅構内は、利用客1人あたりの面積は広めだと思う。朝夕は混む。結果的に路線が集中してしまったけれど、まだまだニッチはあると思う。

ニッチ ©Ibaru
パトロールタイム ©Ibaru

グラフィティ以外にも、街路に侵入する風景には幾つかのバリエーションがある。シールはとても手軽なので、人目に注意すれば、誰でもできる。決して推奨はされないけれど、整備された社会には、これくらいのスキマがあってもいいんじゃないかと思う。ポイントは、バランス。酷いにおいを放つものや不衛生なもの、ポルノ画像などはやめといたほうがいい。とりとめがないので、些細なものでも排除されてしまうんだけど、人間にもいろんなヤツがいて、なんとか最低限みんなでうまくやってくためにお互い努力してる訳で、これ以上はダメだよってアナウンスしてあげたり、支援が必要な人には寛容になるとか、そういう社会になればいいよな、って思っててもなぜか現実にはそうなっていなくて足を引っ張りあっているのって、どうして? 子どもには「人にやさしく」って教育するのに、現実は違う。

平成29年の調査が最新みたいだけど、年齢別の死因順位。15歳から39歳までの死因の1位は自殺。自死遺族の方々は、「自死」と表現するそうです。イバル家は、ガン家系のスーパーエリートなので、遅かれ早かれ何らかのガンで死ぬことが明確なので、かえって不安がない。肺がん、胃がん、膵がん、白血病で忙しくて、老衰できる気がしない。母方の祖父は92歳まで生きたけど、80歳くらいで歩けなくなって、認知症になって、デイサービスに通所して、なんだかな~、だった。遺産相続で非常に不愉快な出来事があったので、早めに遺書なり相続放棄の手続き方法を伝えて、あとくされなく消滅したいものです。資産なんてねーよ、って人でも、契約上責任が絡む手続きにかかわっていると、音信不通なはずの親族にツケがまわる可能性があるので、そっちの断捨離もしておくべきかも知れません。知らんけど。

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